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えんぴつで◎◎

01 15, 2013

香港誠心書店の福田瓦煎燒+枠 
( 福 福 福 福
   ふぉっ ふぉっ ふぉっ ふぉっ )





数年前、
『えんぴつで奥の細道』という本が
ベストセラーになったのを皮切りに
一大“古典を手書き”ブームが巻き起こったことを
覚えていらっしゃいますでしょうか。

市販のペン字本といえば
実用を目的としたものがほとんどでしたが
『えんぴつで~』ブームで出た一連の本は
実用目的ではないものも多くて
「おぉ、ペン字本に新しい波が!」
と ドキドキしました。

古典の名作を
ゆっくりと自分の手で書いてゆくことが
あんなに大きなブームになるなんて。

「 さあ、どんどんこのブームに乗って
 手書きの楽しさに目覚める方々が
 増えるとよろしいわ!」

と 喜んでいたことを思い出します。







さて、当地 香港では
日本の書籍がすぐに翻訳されて
書店に並びます。

村上春樹氏のような人気作家の著作はもちろん、
「えっ、こんな本 香港の方 興味がおありで?」
と驚くようなマニアックな本まで。

日本で出版されてから
本当に短い期間で 香港の書店店頭に並びますので
「ちゃんと翻訳できているのだろうか。」
と心配になるほどです。

また、きちんとした翻訳本だけではなく
話題作の企画をマネした本も
すぐに発売されたりします。



しかし、この一連の 『えんぴつ本』、
香港で発売されることはありませんでした。

日本語の『えんぴつ本』が発売されないのは
当たり前ですが
企画をマネした書籍も
全く見かけませんでした。

やっぱり 香港はペン字文化不毛の地だなあ、と
思っておりましたら……


ついに 出ました。

えんぴつで書く 香港版+枠 

2012年 夏、
香港の書店に平積みにされているのを
発見しました。

日本のブームから七年たって、ようやく!


『論語精選』
『唐詩時光』
『道徳経』
の三冊です。


著者は
“香港硬筆書法藝術協會主席”だの
“中國硬筆書法協會常務理事”だの
そういった肩書きをずらずらと並べた
書家お三方。

(香港に硬筆の会があったとは知らなんだ。)




お手本、文章の現代語訳、解説、が載っていて
更に なぞり書きするためのページがあります。

えんぴつ論語1 
(クリックで拡大します)



えんぴつ論語2 
(クリックで拡大します。)



えんぴつ論語3
(クリックで拡大します。)




「どんどん売れてちょうだい!」
と 必死で念を送っておりましたが
平積みの山は ほとんど減らず
徐々に目立たぬ場所に移された挙げ句、
一ヶ月後には 店頭から消えてしまいました。

あああ、ダメだったか…
残念無念。


普通のペン字本ですら
滅多に見かけぬ香港、
手書きという文化は衰退の一途をたどっています。

こういう本が出たことは画期的なことだったのですが
ほぼ無視されてしまったのは大層かなしいです。


『深夜食堂』の翻訳版なぞは
すごい勢いで売れておりましたが
せめて、その十分の一でも売れていたらなあ…
そうしたら次のペン字本が
また出版されたかもしれないのですが。








日本で出版された“えんぴつ本”の白眉といえば
この本。

えんぴつで綴る「初恋」 
    『えんぴつで綴る「初恋」』 
      ↑
    クリックしても私には一銭も入りませんので
     ご安心ください。


おや、絶版?
こんなに美しい作品集を絶版にするなんて。

ありゃ、すさまじいプレミア価格!

やっぱり、素敵な本は
出た時に すぐに買っておかなければなりませんね。

そうして、本棚がパンパンパンになってしまうのですけれどもね。







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