大相撲と字

03 18, 2009

モリアオガエルとインク瓶+枠 

 

 

WBCもクライマックスですし、

高校野球も始まりましたし、

石川遼選手が日本人最年少で予選を突破したし、

大相撲もやっているし、

とても観きれないこのごろです。

 

何も同時期にやることはないじゃないの、と

うれしいグチをこぼしています。

 

 

 

さて、先日

『職人ワザ!』 (いとうせいこう著 新潮文庫)

という本を読んでいましたら

こんな箇所が出てきました。

 

「相撲の根岸流というのは、

 今でこそ行司さんが書いて、

 番付も日本相撲協会が出しているけど、…」

 

おや、あの番付の独特な書体は

行司さんが書いているのですか?

 

 

相撲に詳しい方にお訊きしましたら

「行司は根岸流の習得が必須」だとか。

 

番付もオリジナルのものは

きちんと規則に従って手書きで書かれるそうです。

 

 

私はてっきり、番付なんて 

パソコンで“相撲字フォント”なぞを使って

ちゃっちゃっと作るのかと思っていた…、と言って

「国技ですぞ?!」と叱られました。

どうもすみません。

 

 

 

大相撲と字、ということでは もう一つ

注目していることがあります。

 

力士が改名した時、新しい四股名を

半紙に書いて披露しますね。

 

「PCからプリントアウトした」四股名を

披露する人も多いのですが

(特に外国出身の力士)

やはり「自分自身で書いた」字のほうが

人の心に訴えかけてくるもの。

 

 

印象に残っているのは“澤井”が十両昇進の際、

“豪栄道”に改名したときの新四股名披露の字です。

 

詳しいことは境川部屋のジオログ

おかみさんがお書きになっているのですが

 

『 澤井君自身が一所懸命練習して書いた

  新しい四股名を皆さんに披露しました。


  師匠いわく

 「相撲はうまいんですが字はへたなもんで・・・」

 (笑) 』

 

とのこと.

とにかく“一所懸命感”にあふれている字です。

自分の手書きで勝負(?)しているのは

とてもいさぎよい感じがします。

 

 

力士の卵たちは 相撲教習所で

(相撲教習所をごぞんじですか?

 私は昨年まで知りませんでした。)

書道を学ぶそうですし

“さすが国技”、 競技だけではなく

他の文化や伝統ともいろいろ深く関わりが

あるのですね。  

 

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