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ペン習字に使う エラボー復刻版(2)

09 29, 2010
                   香港ナポレオン+枠


PILOT エラボー(復刻版) ペン先SEF
を いまだ使いこなせていない理由(言い訳)です。



「重い!」

日頃、つけペンより重いものを持ったことが無いわたくしには
この万年筆は非常に重く感じられます。

*エラボー(キャップつき) 33グラム

*エラボー(キャップなし) 19グラム



比較するため、愛用している筆記具の重さも
量ってみました。

*つけペン(ペン軸:SL1990 + 日光サジペン) 9グラム

*油性ボールペン                   9グラム
 (PILOT BDN-50 + 替え芯BRFN-50)

*油性ボールペン                   9グラム
 (PILOT  SUPER GRIP 0.7)

*万年筆 Sailor(キャップなし)          11グラム
  プロフィットスタンダード


日頃愛用している筆記具の重さが
ほぼ同じだ、というのは自分でもちょっと驚きです。

そして エラボーはその二倍の重さ。

ずしっと重く感じるのも無理はありません。

ふだん廉価な筆記具ばかり使っているので
5桁以上のお値段の筆記具については
ほとんど知識がないので よくわからないのですが
万年筆ってこんなにも重いものなのですか?



ぬるぬる書ける万年筆については
万年筆自身の重みにまかせて書くというやり方をするために
ある程度 重さがあるもののほうがよい、
ということもあると思います。

しかし エラボーはペン先のしなりが特徴なのですから
力を入れたり抜いたりしながら書く、という使い方を
されることが多いのではないかと思うので
もうちょっと軽いほうが 使いやすいように思うのですが。


スポーツの秋ですし
指腕立て伏せでもして 指の力を鍛えたら
エラボーも存分に使いこなせるようになるでしょうか。

ペン字は格闘技ですか。



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Posted in 万年筆

ペン習字に使う エラボー復刻版(1)

09 22, 2010
恒香月餅缶2010+枠 


日頃 つけペンや油性ボールペンで
ペン字の稽古をしておりますが
「万年筆で清書を書いてみたいなあ。」と
つねづね思っております。

手持ちの万年筆で稽古・清書をしてみましたが
どうもうまくない。


山下先生のサイトの“ペンの種類”に
万年筆は

「線質は温かみに富むが
 そのぶん、太さや冴えの変化を表現しにくい。」

と書かれていますが
まさにその通りだなあと感じます。




ここで まともな人は「万年筆の温かみに富む線質」を
生かした書き方を模索なさるところでしょう。

残念ながら わたしはちょっとアホの子ですので
「太さや冴えの変化が表現できる万年筆を探す」
方向に行ってしまいました。

万年筆店・文具店のおにいさん・おねえさんに
いろいろ相談したり
いろいろ試し書きさせてもらったりして
ようやく「これならなんとか」と
購入した一本が PILOTのエラボー、ペン先SEFです。


エラボーは 万年筆の割りにはペン先がよくしなりまして
線の太さの変化が表現しやすいように思います。

万年筆の中では
つけペンに比較的近い線で書くことが
できる型だと思います。

もっとも ペン先をしならせて書く、
という使い方を続けていると
ひょっとしたら ペン先が広がって
ダメになってしまうかもしれません。
(もしそうなったらココでご報告いたします。)




山下先生より高い万年筆を買って
言い訳の退路を断ったつもりのわたくし。
これでもう 出来の悪さを
道具のせいにすることはできません。

………ですが、このエラボーを購入してから
約七ヶ月になんなんとしておりますが
いまだこの万年筆で書いた清書を
提出したことがありません。
それは一体なぜでしょう。



というわけで 次回は言い訳を
いくつか並べてみたいと思います。

いや、やっぱり万年筆での
ペン字清書作成は実に難しいのです。






Posted in 万年筆

漢字・楷書LOVE

09 20, 2010
香港ガチャガチャ月餅2010 


ペン習字研修センターから
毎月初めに送られてくるお手本。

“楷書の漢字だけのお手本”の字数は

入会して いちばん最初のお手本
漢字・楷書 12個/1枚

入会してから約一年半後
漢字・楷書 18個/1枚
 ・
 ・
 ・
 ・
と、なっています。

それから「漢字・楷書のお手本」に関しては
ずーっと何年も「字数18個/1枚」だったので
これから先もずっと「字数18個/1枚」なのだと
思い込んでいたわけですよ。

そうしましたら 先日いただいた「漢字・楷書のお手本」
の字数が「24個/1枚」に増えていて
ぎゃっ、と驚きました。
楷書の漢字を24個、ビシッと書きあげるのは
わたくしにとって困難至極なことでございます。



ペン習字を学び始めたころは
「大人っぽい字に見える」行書や連綿に
たいそうあこがれましたが
最近はようやく 楷書の美しさに目が向くようになってきました。

漢字・楷書。
書くのにたいそう神経を使うし
なかなか面倒だし 時間はかかるし
で、ついつい敬遠しがちです。
漢字・楷書の稽古は やはり億劫に感じます。

ですが端正な楷書、品のある楷書には
人の心にまっすぐに訴えかける何かが宿っている。

山下先生の御著書
『えんぴつで綴る「初恋」藤村詩集』を眺めていると
時の経つのも忘れます。

眺めているだけで上手く書けるようにならないかしら…。
 
……などということを考える私のような不届きな輩が
いるから 種々のダイエット産業が栄えるわけですな。
「飲むだけで痩せる!」とか
「巻くだけで痩せる!」とか。



漢字の楷書がビシイッと書けるようになったら
飲茶のメニューや月餅の品書きを
品良く 美しく書き上げたい。
数年来の目標なのですが
なかなか「楷書がビシイッと」書けないので
いまだ達成できておりません。
いつかは、書くぞー!


「筍尖鮮蝦餃
 鳳城蒸粉果
 蠔油叉燒飽
 蟹黄蒸燒賣
 葱花蝦米腸
 豉汁蒸鳳爪
  ・
  ・
  ・      」


「双黄白蓮蓉月
 金華火腿月
 欖仁荳沙月
 五仁甜肉月餅
 蛋黄燒鶏月餅
  ・
  ・
  ・      」



とにかく完成させるべし

09 18, 2010
リプトン鴛鴦茶+枠   


ちばてつや先生

「ゆっくりでもいい、
 作品を描き上げることが大事。」

「とにかく作品を完成させて 
 人に見てもらわないことには、
 その価値は決められない。」



黒澤明先生
 
「脚本は書きだしたら
 絶対に最後まで書け。

 どんな強引な方法を使ってもいい。

 苦しくなって投げ出す癖がつかないように、
 とにかくおしまいまで書け。」



山下静雨先生

「上手く書けなくても
 必ず清書お送りください。
 一度この習慣を付ければ慣れます。」




自由課題で清書を作成していて
なかなか思うように書けない時、
(思うように書けないのは毎度の事ですが)

「この詩は書きにくいかも。
 これはやめて 他の題材をさがしてみよう。」

「この文章、なんか清書に向いてないかも。
 これはやめて 他の文章を書いてみよう。」

と その題材での清書作成をほうりだしてしまう私には
三人の巨匠のお言葉が耳に痛いです。


三人の巨匠が「とにかく完成させるべし。」と
おっしゃるからには
下手でも 強引でも
とにかく完成させるしかありません。






というわけで 毎度々々 
“強引に完成させた 上手く書けていない清書”
を載せた飛行機が関東地方に向かって飛ぶわけです。

私の清書を わざわざ飛行機で運んでもらうなんて
なんだか文明の無駄遣いのような気がすることが
しばしばです。



いつかは
『七人の侍』の脚本のような完璧な清書を
送ってみたいものだ… と思っています。
あと何十年かかるやら。


サジペン、またの名を……

09 10, 2010
K11専用ソフトクリーム車+枠 

『文房具56話』 串田孫一著
           ちくま文庫 714円


1915年生まれの著者が
懐かしい文房具に関する思い出や考察を
書きつづった本です。

文具好き、特にちょっと古い文具・アナログ文具が
お好きな方は きっと何度も何度も読み返して
いらっしゃることでしょう。
かくいうわたくしも。

ペン習字に関係ある文具の中で取り上げられているのは
インキ、ペン先、萬年筆、吸取紙、文鎮、などです。



著者が子どもの頃は
サジペンのことを“お多福ペン”と呼んでいたとか。
そう言われれば サジペンのふっくらふくらんだところが
お多福さんのふっくらほっぺに見えてきましたよ。

しかしペン軸にサジペン先を差し込んで書き始めると
お多福さんの顔が逆さまになるので
お多福さんの頭に血がのぼりそうなのが気になります。



また、街を歩くと“広告を印刷した吸取紙”を渡された
時代があったそうです。
現代なら 広告ティッシュというところでしょう。


インキをこぼした時の気持と処置、
インキで書き損じて訂正しなければならない場合の
貝を使った裏ワザ、
酔っぱらってペン立ての上に尻餅をつき、
立ち上がったらお尻にペンが五、六本ささってぶら下がった
という話を聞いたこと、
その他いろいろと懐かしい文房具にまつわる章が
いくつも並んでいます。

ちょっと一服お茶をいただく時に
「短い一章だけ…」と読み始めますと
気がついたときには一冊読み返していた、という
ことが起こる危険性の高い本です。


「ぶんまわし」とか
「謄写版」とか
「状差」などの 
現在めったに耳にすることがない言葉も
ちょくちょく出てきますので お若い方には辞書が
必要かも知れません。

いえ、別に上に挙げた単語の意味がわかるからといって
「お若くない」という意味ではありませんよ。







Posted in 未分類

小野道風と蛙

09 01, 2010
青蛙韓国蜜瓜+枠 


週刊文春 2010年8月26日号
『ツチヤの口車』 土屋賢二先生筆 より抜粋。


                                            


久しぶりに会った教え子に言った。

「 知らないだろうが、
 小野道風を知っているか?」

「まだ食べてません。」

「豆腐じゃない。
 平安時代の有名な書家だ。
 彼は蛙が何度も柳の枝に飛びつこうとして
 失敗を繰り返し、
 ついに成功したのを見て
 蛙を見習ったという。」

「えっ、柳の枝に飛びついたんですか?」

「そんなことをして何になる?
 書道に励んだんだ。」

「よかった!
 蛙が最後まで失敗していたら、
 書道をあきらめてたところです。」

「深く考えないように。
 人間は失敗から学べるんだ。」







私も 蛙を見習い、
つけペンを握って 今日も柳の枝に飛びつこう。



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