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書き慣れる

07 31, 2010
手紙切手柄の葉書+枠 


椎名誠氏の著書『麦酒泡之介的人生』の中の
“妻妾同衾怒濤の顛末”の章に
字に関する疑問がいくつかあげられていました。



1.文字というのは、子供から大人にかけて
  次第に整い、上手になっていく。
  つまり成長である。
  ではどうして老人になるに従って
  衰えがきて下手になっていかないのだろうか?

2.どうしておとこ文字、おんな文字は違うのだろうか?

3.昔の人の文字は
  どうしてみんなうまいのだろうか?

4.その伝でいくと、いま我々が書いている文字も、
  どれもみんな、
  たとえば二十二世紀の人々から見たら
  「うまい!」と思われるのだろうか?

5.相田みつをの文字はうまいのか下手なのか?



……どれもたいそう難しい問題ですが
「3」については 答の見当がつくような気がします。

私も 常々「昔の人は達筆だなあ」と
思っておりました。
その理由をいろいろと考えてみたのですが
一番大きな理由は

「現在よりも ずっと手で書く機会が多く
 “書き慣れていた”から。」

ではないか、と推測しています。



縦書き・万年筆(ペン先太め)使用・書き慣れている
と三拍子揃えば
昔の人に限らず 今の人の字でも達筆に見える(ハズ)。


わたくしも二十三世紀あたりの人には
「達筆だなあ」と思われるよう 精進したいと思います。



椎名誠氏は御著書の中で
ご自身の字のことを
「殆ど人類の読めない文字」
「ねろねろ文字」
と書いていらっしゃいますが
『趣味の文具箱 vol.13』でご披露なさっている氏の字は
原稿用紙によく合う なかなかかわいらしい字だと
思います。

氏は右利きですが 極端な右下がりの字なのは
面白いです。

最近、右利きの方が右下がりの字を書く例を
よく見つけるようになりました。
どういう現象なのか、これもまた疑問です。



 
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Posted in 字を書く環境

雪ニモ夏ノ暑サニモマケヌ

07 19, 2010
夏の檸檬茶+枠 


暑さほどほどの時期には
実ににぎやかに鳴いていた ウチの近所のセミたちも
暑さ真っ盛りになってきますと
鳴きやんでしまいます。
「こんなに暑い中、ミンミンやってられませんわ。」

セミのみならず ゴキブリたちさえも姿を消してしまう。
この暑さは 生物が活動するには向いていない気温。


心頭滅却すれば火も自ずから涼し、で
わたくしなぞは精神修養の賜物か
暑さがこたえてぐったりするということがなくなりました。

……精神修養というのはうそです。
老化のために 五感が鈍ってきて
暑さに対しても鈍感になっただけです。


しかし そんな 暑さに対する鈍感力がついてきた私でも
夏、ペン字の練習をしていると
体温が上がって汗がだらだらと流れます。
冬、ペン字の練習をしていると
どんどん身体が冷えてくるのに。
どうせなら、夏の練習時に身体が冷えてほしい。




以前、梅雨でじとじと雨が降り続く時期に
山下先生にいただいたメールの中の
 
「快晴よりもこの方が
 じっくりと落ち着いて仕事が出来るよう…」

という文を拝見して
深く感じ入ったことがあります。


「梅雨でじめじめして
 気分も重いし 紙も湿ってしまって
 ペン字の稽古には向いてない時期やわ。」
と ぶうぶう言ってばかりの自分とはなんたる違い。
 



合間に麦茶、合間に団扇でひとあおぎしつつ
風鈴の音が静かに響く中、
涼しい文章を 涼しげな文字で書く。
できればきりっとした浴衣姿なんかで。

そんな“夏を楽しむペン字の稽古”をしたいと思いつつ
やはり 「あつ、あつ~」と
汗だらだらの顔で 字を書いているわたくし。
相当の精神修養が必要です。







Posted in 未分類

PILOT 萬年筆用箋

07 13, 2010
萬年筆用箋+枠

PILOT 萬年筆用箋 縦罫
70枚 約900円 (1枚 約13円)
罫線幅 約13㎜



PILOT社から“萬年筆用箋”が発売されたと聞き
たいそう興味があったのですが
横罫しかない、とのことで購入を見合わせておりました。

「縦罫が出たよ!」との友人からのうれしい知らせに
早速 買い求めようと張り切りましたが
実店舗では ついに見かけませんでした。

ネットのショップでなんとか見つけて購入しましたが
取り扱い店の少ないこと!

今回、パイロット社のサイトの 製品情報のページを
調べてみましたが “縦罫”は掲載されていない…。
早くも廃盤?! まさかねえ。




紙の色はオフホワイト寄りの 目に優しい白です。
黒いインキで書きますとくっきりと映えますし、
ブルーやセピアなどのインキで書きますと
発色の良さにうっとりさせられます。
PILOT社の本気はすさまじい。

何よりも特筆すべき点は
「書いた線がそのまま出る」こと。
線の強弱、太い細い、速度などが
本当にきっちりと 書いたとおりに紙面に表現されます。




“萬年筆用箋”と名乗るほどですから
万年筆で美しく書けるのはもちろんなのこと、
驚くべき事には つけペンにも適しているのですよ。

つけペンの鋭いペン先もさらりと受け入れ
繊細な線もくっきりと浮かび上がらせる紙です。

山下先生に教えていただくようになったばかりの頃は
罫線入りの便箋に ペン字の清書をしておりましたが
あの時、この便箋があったらなあ…。

それに 罫線がインクをはじかないので
罫線の上に字を書く、という書き方にはうってつけです。


この紙は、つけペンの清書に
本当に向いていると思います。
もし、A4の無地を発売してくださったら
山盛り買い込みたいほどです。





一つだけ難を言えば
「書いた線がその通りに表れる」ために
字のアラや下手さもごまかせず
そのまま表れてしまうこと。

これは紙の難点ではなくて 
自分の腕が難アリであることは重々承知しておりますが。



  
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あぶなかった

07 06, 2010
 青い石2+枠


個性的すぎる字のおかげで危なかった話。




先日、通りがかった“民族衣装・民芸品の店”に
ぶらっと入った時のことです。

その店のアクセサリー・コーナーを見ていると
ショーケースの中に 目を引くネックレスがありました。

アフリカ製のガラス玉のネックレスなのですが
深い青と金色の実に美しいもの。

「きれいだなあ!
 こんなきれいなガラス玉は見たことがないわ。
 いくらぐらいするのかしら?」
と値札をのぞきこんでみたら…。

値札+枠 
(再現フィルムならぬ 再現値札)


「えっ、こんなに美しいネックレスが¥585?!」

男性諸氏はあまりネックレスのお値段について
ご存じないことと思いますが
ネックレスが一連585円というのは
オモチャなみの大変お求めやすい価格です。

「うわぁ これはうれしい。
 自分のだけじゃなくて 母と妹と、△△ちゃんと、◇◇さんと…。
 5、6本 買ってこかな~。」

などと思いつつ 店員さんにお願いして
試着させてもらいました。

身につけてみたら 更に良い。


鏡を見ながら浮かれ気味に
「いいわよね~ このネックレス。
 お値段も。」
と店員さんに言ったところ
店員さんが
「ええ、お値段もいいんですけど
  それだけのことはあるお品ですねえ。」と。

?????

?な雰囲気を察した店員さんが
「あの、こちら58万円でございます。」


!!!!!

585円、じゃなくて 58万円?!
値札の最後の字は「5」じゃなくて「万」ですか!

「あ……。考えてきます。」
と、ネックレスを外してもらって
そそくさと退散しました。


個性的な字は大いに結構だけれども
せめて他人に何かを伝えなければならない場面では
わかりやすく書いてほしい。


「このネックレス 5本いただくわ。」
なんて言ってしまう前で本当によかった。
あぶなかったわー、やれやれ。



Posted in 未分類

しっかり・さらさら書けるルーズリーフ

07 03, 2010
しっかり書けるルーズリーフ+枠


 さらさら書けるルーズリーフ+枠

コクヨ
しっかり書ける Campus ルーズリーフ
さらさら書ける  Campus ルーズリーフ
A4 無地 50枚 約304円

すみそさんのブログでも紹介されている
ルーズリーフ用紙です。
私もとても気になっておりました。

何軒か文具屋さんをまわりましたが
「さらさら書けるルーズリーフ」しか見つけられず
「しっかり書けるルーズリーフ」の方は
結局 ネットショップにて購入。

Amazonが送料無料とは知らず
しっかり宅急便送料を支払うショップで買ってしまった。
(送料が525円でした。)
オトク情報満載のすみそさんのブログを
もっときちんと読んでおけば…。



「さらさら」と「しっかり」を揃えて
まずは つけペンで書いてみました。


「さらさら」の方は 
一般的なルーズリーフ用紙のイメージそのもの。
普通になめらか。
つけペンのペン先がひっかかった時に
ややにじむことがあります。


「しっかり」の方に つけペンで書いてみたら…
おぉぉぉ、ペン先が進まない!
つけペンのペン先が紙につかまってしまって
大げさに言えば ペン先を動かすのに
力をこめなければいけないような感じです。
これは確かに初めての感触。
だけれども これではつけペンの清書には使えません。



そこで「しっかり」の方に 油性ボールペンで書いてみました。
おっ、この紙は油性ボールペンの書き味を
たいそう向上させますね。
軽くすべってしまいがちなボールペンのペン先を
しっかりとらえて 非常に書きやすいです。

ぬるぬるトゥルトゥルとすべり過ぎがちな
低粘度の油性ボールペン、
ジェットストリームやヴィクーニャ、Dr.Grip G・Specでも
しっかりと一歩一歩ふみしめる感覚で書けます。

だがしかし残念なことには
紙の表面が少しざらざらしているのです。
油断すると 線がよろけてしまいます。
うーん、これは難しいなあ…。




そもそもなぜ「しっかり書ける」という商品名に
心を惹かれたかと言いますと
清書に愛用しているA-ink の書き味がなめらかすぎて
ツルッとすべってしまうことが多いから。

そういう低粘度の油性ボールペン用に
「紙の表面の動摩擦係数が高く
 しかも非常になめらか。」
な紙が欲しいと常々さがしもとめているのですが
「表面がなめらかで、かつ摩擦係数が高い」という条件が
物理の法則に反していることは
科学オンチの私が考えてみてもわかること。
私はやはり
ありもしない紙をさがしもとめているのでしょうか。




腕前をカバーできる“良い紙”を探す努力(???)は
せっせとやっているつもりですが
その労力を “腕前を磨く”ほうに費やすべきなのではないか
というような気がしないでもありません。



Posted in

表書き

07 01, 2010
井上千圃先生の表書き+枠 


ぎゃあっ。
毎日ばたばたしておりましたら
なんと一年の半分が過ぎ去ってしまっていました。
いつの間に?!



そして もひとつ「ぎゃあっ」なのは
ペン習字研修センターの会報『燦』の
今月の特集が「会員の皆さんの表書き特集」だったこと。

(ペン習字研修センターでは
 自分で山下静雨先生の
 ご住所とお名前を表書きした封筒で
 清書を提出します。)




いやあん、今月 表書き特集だって知ってたら
もっと丁寧に書いたのにー!
と後悔しても後の祭りでございます。

…と 
毎度“表書き特集”のたびに反省しているような気がしますが
そもそも“表書き特集”の月だけ
気合いを入れて書こうという その性根がいけない。



ずらりと並んだ皆さんの表書きを拝見していますと
表書きが美しくなるか否かは
もちろん字の美醜もありますが

「*字の大きさのバランス
 *行の配置のバランス
 *上下の空きのバランス」

に大きく左右されるように思います。


愛知のSさんの表書きは
字のサイズも 行の配置も、抜群だなあ と感じました。



また、皆さんがそれぞれに
ステキな切手を貼っていらっしゃるのにひかれます。

スヌーピーが手紙を読んでいる図案の切手は
自分も欲しいなと思いながら
売り切れで買えなかったので とてもうらやましい。

東京のTさんの虎切手、
Tさんの名字と“虎”の組み合わせで
ついつい勇壮な“甲斐の虎”が頭に浮かびました。
ご本人はエレガントなマダムなのですが。




次回の“表書き特集”の際には
「ぎゃあっ」と叫ばなくてもよいように
今後は毎回 気合いを入れて表書きに取り組みたい………
何度目の反省だ!



 
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