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スポイト状の吸入器でインクを吸入する万年筆

03 31, 2010

スポイト万年筆1+枠 

 

先日購入した万年筆です。

近所の文具屋さんのボールペンの棚のはしっこに

二十本ほど差してありました。

 

万年筆用のガラスケースではなく

ボールペンと一緒に差してあるあたりに

「お店の人に軽んじられている万年筆」のにおいがして

ちょっとかわいそうです。

 

どれどれと手にとって見ると

軸に、商品同士が擦れ合ってできたような

スリ傷がいっぱい。

 

 

 

 

「カートリッジ式かな?」と軸をあけて驚きました。

スポイト万年筆2+枠 

 

黒いゴム筒と金属バネの組み合わせによる

「スポイト状吸入器」による吸入方式です。

とてもチープな感じがします。

 

これ、ひょっとしたら古い型なのでは?

四十年ほど前に 祖母宅で

「昔の万年筆ってこんなだったのよ。」と

この手のを見せてもらった記憶があります。

今もまだ、この方式のものが作られているのでしょうか?

 

この吸入方法の万年筆をごらんになったことがない

お若い方々のための参考写真です。

 

このゴムのスポイト状の筒を…

スポイト万年筆3+枠 

 

ぎゅっと押した状態でインク瓶に差し込み

パッと手を放して インクを吸入します。

 

スポイト万年筆4+枠 

 

インクの吸入が一瞬でできるのが便利。

使っていて インクがどのぐらい残っているか

全然わからないのが不便。

 

 

 

 

古いものかと思ったのですが

ゴムも劣化していなくて プリプリと弾力があるし

一体なぜ うちの近所の文具屋さんに

こんな万年筆が現れたのだろう?

 

本当にPILOT製なのでしょうか?

本当に日本製なのでしょうか?

 

ご店主のおじさんがご不在で

店番のお姉さんはこのペンについて何もご存じなく

謎の解明は次回に持ち越しです。

 

いずれにしても なんだか面白いペンを入手できて

不思議にうれしいです。

 

内部に「PILOT Made in Japan」と刻まれています。

一本 約550円。

 

書き味はお値段なりでややギシギシ感あり。

かなり太幅なのでカリグラフィーペンのような使い方ができます。

 

 

 

 

 

私は以前から某お宝鑑定番組を観るたびに

 

「古い飛行機のプロペラだの、

 なんだか暗い絵だの、

 **選手のスパイクだの、

 こんなのを大切にしてる人もいらっしゃるのねえ。

 わたしだったら お金をもらっても要らないわ。」 

 

と常々思っておりましたが

この「ゴムのスポイト状吸入器の万年筆550円」も

おそらく「そんなの要らない」という方々のほうが

多いでしょう。

他人様のことは言えません。

 

 

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Posted in 万年筆

ペン先が抜ける

03 23, 2010

香港ミルクティー切手+枠 

 

 

ずっと使ってきたお気に入りのペン軸、

最近 ペン先が抜けるようになってきてしまいました。

困りました。

 

ペン先を止めるところがゆるんできたのでしょうか。

書いている間に じわじわと抜けてきて

気がつくとペン先がぐらぐらしていたり

甚だしいときは書いているときにぽろりと抜け落ちたり。

 

とても手に馴染んだペン軸でしたので

たいそう残念です。

 

直す方法はないかな、と金具をペンチで引き出してみて

いじくりまわしてみましたが情況は改善せず。

みなさん、ペン軸のペン先受けがゆるんできたら

どうなさっているのでしょうか。

何か直す方法があるのか、

それとも ペン軸=消耗品で、

さっさと新しいのに換えるのが正解なのか。

 

 

 

 

書いていると知らぬ間に じわじわとペン先がゆるんでくる、

というのが怖くてちょっとイヤです。

 

子どもの頃 読んだ本に

『上床』 (クラウフォード・フランシス・マリオン)という

怪談があるのですが その中に

「船窓のネジかぎを固く固く締めたのに

 知らぬ間にゆるんできて窓が開いてしまう。」という

気味悪い場面があることを思い出しました。

 

子ども部屋で一緒に寝ていた妹が 

深夜に歯ぎしりをするもので 暗闇でその音を聞くたびに

「窓のネジかぎがゆるんできているのだろうか?」

とおののいた事がありました。

 

 

窓のかぎが知らぬ間にゆるんで開いてしまうのと

清書中にペン先がゆるんで抜けてしまうのと

どちらがコワイでしょう。

 

Posted in つけペン

上手ですね

03 22, 2010

まだまだ寒さも 桜+枠 

 

 

最近 心に残った言葉。

 

「テクニックが前に出ないように。」

(メイクアップの先生)

 

これは化粧に限らず何に於いても

とても大切なことだと思います。

もちろん字を書く際にも。

 

 

なんとなくニュアンスが似ている言葉で 

こういうのも心に残っています。

 

「『上手いな』と人に言われるのはまだまだ未熟な証拠。

 上手さを他人に感じさせるようでは まだまだです。」

(どなたがおっしゃったのか忘れてしまいました。)

 

 

確かに 山下先生の肉筆お手本を拝見して

「わあ、上手」とは思いませんものね。

「感動」「ハートわしづかみ」の領域にあるものに対して

「上手ですね。」とは言わない。

 

浅田真央選手に「スケートがお上手ですね。」などと

言う人もまずいないでしょう。

 

 

 

 

よーし、他人様に「上手い」と言われないように心がけよう!

と、申しましても 私ごときが言うと

単なる負け惜しみのように聞こえてしまうのがいささか哀しいです。

 

 

 

 

 

 

 

何枚目

03 06, 2010

賠償+枠 

 

ペン字の稽古をしているとき

調子がでてきてよく書けるのは何枚目ぐらいでしょうか。

 

 

* 新しい課題に取りかかったときの

  一枚目、二枚目は見るに堪えません。

  もちろん これはわかりきっていますから

  まずはボツになった紙の裏を使って書いています。

 

 

* 散々書いて 手が疲れてきたとき

  思うように書けないからと更に書き続けても

  結局ダメなことが多いです。

 

 

* 通常は四~六枚目ぐらいが

  「マシ」な感じに書けるようです。

 

 

* 「かなり書いてたいそう疲れたけれど

  結局 提出できるようなのは仕上がらなかったな。」

  という日の翌日、なぜか一枚目から

  「あら、ちょっといいんじゃないの。」

  というのが書けたりします。

 

 

 

現在 ペン字の稽古に使っている紙は

それほど高い紙ではないので(一枚 四~五円)

書いていて調子が上がってくると

わりあい気前よく新しい紙をおろして書いています。

 

 

 

書道のほうで 非常に高価な紙を使うときは

なかなかそうもいきません。

高価な紙で枚数も少ないとき

「いつ、この紙をおろして書くか。」

というタイミングを見計らうのが難しかったように記憶しています。

 

「さあ! そろそろ本番の紙で!」と

高価な紙に書いたときに限ってつまらない失敗をして

「あああ…」ということになったり、

逆に 練習用の紙にさらっと書いてみたところが

非常に満足のいくできばえで書けてしまって

「しまった、本番用の紙に書いていれば…」

というようなことになったり。

 

 

紙を取り替えて何度も何度も

「今度こそ!」と挑戦できるのは幸せなこと、と

“四年に一度しか本番にチャレンジできない”

オリンピックの試合を見ていてつくづく思いました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

おしろいが塗ってある紙

03 05, 2010

中国凧とマーブルペン軸+枠 

 

友人と ITO-YAさんの前を通りかかると

なんと「中屋万年筆+プラチナ万年筆」のイベント出店が!

 

友人も万年筆好きなので

二人してバタバタと駆け寄り、

美しい万年筆をじっくりと拝見しました。

 

幸運にも他のお客さんが全くいない時間帯だったので

いろいろなペン先を試し書きさせていただくことができました。

超極細から極太まで。

 

私が“細いペン先好き”だと見て取った

プラチナの技術者さんが

 

「その試し書き用紙は 実際より線が太くなっちゃうんだよね。

 なんか、おしろいみたいなのが塗ってあって。

 こちらに書いてみてください。」

 

と ちょっと離れたところから

プラチナの試し書き用紙をわざわざ持ってきてくれました。

 

プラチナの試し書き用紙に書いてみると

確かに最初の紙より細く書けます。

 

おしろいみたいなのが塗ってあって

実際より線が太くなる紙……、

私はそんな紙を知っていたような気がする……

あ、リスシオ・ワンだ。

 

私にとっては苦手なタイプの紙なのですが

わざわざ中屋万年筆の試し書き用紙に

そういう紙が使われている、ということは

万年筆好きの方には好まれる紙なのでしょうか。

一度、極太好きの方にうかがってみたいものです。

 

 

 

 

 

いろいろと試し書きをさせていただいたあと

お礼をいってその場を離れましたが

あまりにも美しい軸がどうしても頭から離れません。

困ったものだ。

愛用の書きやすい万年筆があるというのに。

 

 

友人:「私、実は中屋万年筆 持ってるねんけど

     書き味が硬い感じがして あんまり使うてへんねん。

     せやけど 試し書きさせてもろうたのんは

     どれもこれも めっちゃあたりが軟らかい感じで良かったねえ。

     あれは大勢の人が試し書きして使い込んだから

     ああいう感じになったんやろか。」

 

私 :「あんた、中屋万年筆持ってるのん!?

    ほしたら なんで手紙を水性ボールペンで書いてくるのん。」

 

友人:「イヤ、清水買いしたもんやから

     もったいのうてなかなか使われへんかってん。

     せやけど 今日試し書きさせてもろて

     やっぱり 万年筆は使うて使うて 育てていかんと

     値打ちがないなあと思うた。」

 

 

 

 

あまりにも美しい軸だから 

大切にしまいこみたくなる気持はわからないでもありませんが

やっぱり筆記具は使ってこその道具ですからね。

と、自戒を込めてつぶやいてみます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Posted in

芽吹く

03 03, 2010

喜喜冰室のカップ+枠  

 

先々週より10℃ほど高い陽気が続いております。

この陽気のせいだと思うのですが

家の鉢植の草木が急に芽を吹き出したので驚きました。

 

寒い時期には全く元気がなかった鉢植たち。

「肥料が足りないかな、それとも水やりが少なすぎるか…。

 寒すぎるのがいけないのだろうか。

 枯れてきているのだろうか。」

などといろいろと気をもみましたが杞憂でした。

 

暖かくなってきたら まあ

プーッとやかんから蒸気が噴き出すように

みる芽や花芽がたくさんたくさん出てきました。

 

本当に吹き出すように出てくるから“芽吹く”と言うのか、と納得。

 

 

 

ペン字の勉強でも 

練習すれども成果が見えにくい時期や

書けども書けども上手く書けない日、と

いうものがあると思います。

 

そういうときには「今の私は冬の草木」と考えて

あせらず稽古を続けながら

春を待ちたいと思います。

そうすればきっとそのうち

プーッと芽が吹き………出るといいなあ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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