日光 クロームPH
立川ピン製作所のサイトで 商品一覧の中に
「日光 No.360 PHクローム」という
ペン先を見つけました。
PH? ペーハー?
PHは“Point Hard”の略だそうです
先端硬化加工してあって 通常のものより
4~5倍 長持ちするペン先とのこと。
ペン先は 使い始めのガリガリ感がおさまってきて
書きやすくなったな、と思っていたら
すぐに太くなってしまってダメになるのが残念だ、と
常々思っておりましたので
4~5倍長持ちときいて とびつきました。
見た目はNo.357の普通のさじペンと
そっくりです。
試し書きしてみると とんでもないガリガリ感。
ガリ版用の鉄筆で ガリガリガリガリと
紙を掘り進む感じです。
先端硬化にもほどがある、と思いながら
練習に使ってなじませようとするのですが
一向にガリガリ感がなくならないのです。
とんだガリガリ君です。
ペン先の寿命が4~5倍長持ちするので
使い始めの“ガリガリ期”も 通常のものの4~5倍
あるのでしょうか。
ペンの寿命が尽きるまでずっとガリガリだったら
イヤだなあ…。
始筆のペン先をスッとおろしたとき、
また終筆のペンを軽く抜いたときの
「針先のような感じ」は上手く出るようですので
なんとか使いこなしたいと思います。